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デイケア「すまいる」お仲間に

04年7月20日更新

NPO法人埼玉障害者センターのデイケア鶴ヶ島「すまいるはうす」が、鶴ヶ島市ボランティアセンターに登録の皆さんのお仲間に入れていただきました。

「デイケア鶴ヶ島」は定員14人で、身体障害者手帳をもち18歳以上の人なら、どなたでも受け入れます。ただ当面は6人となりそうです。これに職員が3人です。

スタッフ3人の写真:クリックすると大きくなります
(クリックすると大きくなります)

また、デイケアの内容は、地域のボランティアの皆さんにご協力いただき、パソコン練習、編み物、書道、コーラスなどを予定しています。また職員の指導でクッキー作りやビーズでの絵画などを考えています。

つまり、当面は趣味と自立訓練で、楽しく毎日を過ごせたらと考えています。しかし、将来的には、パソコンなどで何らかの仕事をしたり、地域の茶摘みや千人同心の日光杉並木の往来を形どった手工芸品作りなど、付加価値の高い仕事を作り出せたらと考えています。

デイケア鶴ヶ島は、鶴ヶ島市では3つ目のデイケアとなりますが、身体障害者を対象としたデイケアは、鶴ヶ島市では初めてですし、全県的にも大変数が少ないのが実情です。養護学校を出てもなかなか就職できないかたや、人生の途中で、脳血管障害のために半身がマヒしてしまったようなかたが対象になると思います。また、デイケア鶴ヶ島は、目標として障害者の自立と地域との連携を掲げています。これを今後どう具体化していくかが課題です。

すまいるはうすのイラスト

障害者の自立は、初め、経済的に自立できるような授産を考えていましたが、かなり障害の重いかたもおられるので、本人の自己決定権と選択権を保障することから始める必要があるのでは…と思っています。

地域との連携は、デイケアの建物や施設を休日などに、地域の障害者に役立てられないかと考えています。

ともあれ、まだまだ、これからスタートするところですから暖かい目で見守っていただきたいと思います。

(鶴ヶ島市ボランティアセンターミニ情報 HEART 200掲載)

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