エンターすると本文にジャンプします
トップ
ご案内
ニュース
カレンダー
掲示板
リンク
SSC

パソコンでバリアフリーの扉を開く

ボランティア・市民活動団体助成金事業
公開プレゼンテーション

05年 4月17日更新

鶴ヶ島市社会福祉協議会による「ボランティア・市民活動団体助成金事業(共同募金配分金事業)」のための公開プレゼンテーションが、4月17日(日曜日)に西公民館集会室を会場として12団体の参加で行なわれ、デイケア鶴ヶ島「すまいるはうす」は去年に続いて今年も応募しました。

去年は「ボランティア・市民活動団体助成金事業」自体を知ったのがデイケア鶴ヶ島がスタートした直後だったこともあって「入念な準備」と言える状況ではありませんでしたが、今年は、通所者とスタッフとで討議を重ねた内容で応募することができましたし、公開プレゼンテーションへの参加準備として鶴ヶ島市社協が開催した「ボランティア・市民活動スキルアップ講座」にも参加して、そこで得たものでさらに練り上げた内容で公開プレゼンテーションに臨むことができました。


みなさん、こんにちは。車椅子の障害者や手足が動かしにくい障害者が通っているデイケア鶴ヶ島「すまいるはうす」です。

私たちは、障害をもっている人も、もっていない人も暮らしやすい鶴ヶ島にしたいと思っています。

昨年の4月、私たちはデイケア鶴ヶ島でパソコンの勉強を始めました。最初は「私にパソコンなんてできるかしら?」と不安に思っている人もいました。

でも、みなさんの応援をいただいて開催したパソコン講座のサポーターを目標に勉強し続け、パソコン講座でパソコンを教えることができるまでになりました。

そして、この講座を開くことで、パソコンボランティアさんたちとのつながりができましたし、私たち障害者も社会に参加し社会に貢献できることが実感できました。ありがとうございました。

さて、私たちは、デイケア鶴ヶ島でパソコンを学ぶことができましたが、デイケア鶴ヶ島に通っていない障害者はどうでしょうか?

市内では色々なパソコン講座が開かれていますが、私たち障害者は、パソコンがあるだけでは学べません。車椅子の障害者は建物がバリアフリーでなければ会場にも入れません。マウスを使えない障害者には、マウスに代わる装置が必要です。画面が見えない障害者には画面を読んでくれるソフトが必要です。障害に応じた教え方のできる先生も必要です。これら全てをそろえるのは、実は大変なことなのです。

でもご安心ください。デイケア鶴ヶ島は、パソコンの数こそ足りないものの、その全てが揃っています。

私たちは、障害をもった仲間たちのため、デイケア鶴ヶ島でのパソコン講座を続けていきたいと思っています。

みなさんも障害者から「パソコンを覚えたい」と相談を受けたときには、「私たちが応援しているデイケア鶴ヶ島で体験できるよ」と、どうぞご紹介ください。

デイケア鶴ヶ島では、鶴ヶ島視覚障害の会「アイネット」さんに協力してパソコンとパソコンを学ぶ会場を提供しています。ちょうど今日も、デイケア鶴ヶ島でパソコンの勉強会が行なわれています。

また、デイケア施設のカウベルさんからも、一緒にパソコンを学びたいとの声をいただいています。

しかし、デイケア鶴ヶ島のパソコンの数は十分ではありません。去年の講座でもパソコンの数が足りないことで参加できなかった人たちがいました。

一人でも多くの障害者がパソコンでバリアフリーの扉を開くことができるようになるために、そして、そこから生まれる笑顔のために、どうか、みなさん、今年も、そして、これからも、デイケア鶴ヶ島「すまいるはうす」の応援をよろしくお願いたします。

ひとつ前に戻る ページトップへ サイトマップへ

ご意見、ご感想、お問い合わせはすまいるはうすまで