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第24回埼玉障害者まつりに4100人

知事を囲み初めての「車座集会」

上田知事、切実な訴えを真摯に

04年3月17日更新

「第24回埼玉障害者まつり」は、底冷えのする11月24日(振替休日)にさいたま市大原の埼玉県障害者交流センターを会場に、埼玉障害者まつり実行委員会、埼玉県障害者協議会、障埼連の3者共催で開かれました。今年の障害者まつりには就任したばかりの上田知事が出席し、「知事を囲む車座集会」が初めて開かれました。この集いには約300人が参加し、障害別の代表22人がたくさんの思いを訴えました。

上田知事を囲んだ車座集会の写真

「車座集会」に参加した障害者の訴えは、「今年スタートした盲ろう者向け通訳は一人1ヵ月20時間しか派遣を受けられない、派遣時間を増やして」、「浦和養護学校は生徒が増え、過密状態です。特別教室も一般教室に使っています。ぜひ知事に学校に来て見てください」といった切実なものでした。

これに対して上田知事は、細かくメモをとり、最後に要望事項ひとつひとつについて回答し、「来年のまつりにも参加する」と約束しました。

バルーンマジックなど大道芸が人気

また上田知事は32の障害者団体などの模擬店なども廻り、参加していた人たちに声をかけていました。

当日は、障害児の放課後をめぐるシンポジウムや人形劇など、盛りだくさんの行事を、参加者みんなが楽しんでいました。

また、ここ数年、子どもに人気の「バルーンマジック」をはじめとした色々な大道芸が行なわれ、あちこちで大道芸師を囲んだ笑いが聞こえました。

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